アライグマ駆除は難しい!駆除の注意点と自分でできる駆除方法について

アライグマ駆除にあたっての法的注意事項や自分でできる駆除方法について解説しています。また駆除を自分でやらず、業者に任せるべき理由についても紹介しています。

アライグマはかわいらしい動物です。しかしペットとして飼われているものも、成獣となると凶暴性を増し手を焼くことが多く、飼うことが難しい動物です。昨今では野生のアライグマが田舎だけでなく都会にも出現することが増え、より一層被害は増えています。しかしアライグマの駆除の仕方などを詳しく知っているのは、ハンターや業者など一部の人のみです。なので今回は駆除の注意点と自分で出来る駆除方法などを紹介します。

駆除にあたっての注意点

アライグマ駆除の注意点

自治体などの許可が必要

アライグマは「鳥獣保護管理法」に基づいて国に保護指定されている動物の1種です。なので狩猟免許のない一般人は、どれだけ被害を受けていても許可なく捕獲や駆除をすることができません。法に触れた場合には罰金刑や、懲役刑を受けることになります。「害獣の被害者なのに罰されてしまう」という不幸が重なる結果になってしまいますので、くれぐれも気を付けて下さい。

ケガをする可能性

アライグマの危険性についてはニュースなどの影響で認知されてきましたが、それでも近づいてしまう人が絶えません。アライグマは好んで人を襲うことこそありませんが、出会い頭に驚いて襲ってくることや繁殖期に興奮し襲ってくることがあります。また犬などのペットが襲われる事例も発生しています。襲われ大ケガなどをすることも問題ですが、感染症のリスクもあります。もしアライグマによって傷をつけられた場合には命に関わることもあるため、すぐに病院を受診して下さい。

自分で出来る駆除方法

あらいぐま駆除DIY

自分での駆除は危険を伴いますので「業者の担当地域から外れてしまっている」「どうしても自分で駆除したい」という方以外おすすめできません。ここでは特別な事情などで自分での駆除を考えている方へ駆除の手順を

  • 自治体への書類申請
  • トラップ
  • 処分方法の検討

の3つに分けて紹介します。

自治体への書類申請

前述の通り、狩猟免許を持たない方のアライグマの駆除には、法律上許可が必要となります。この許可を発行するには自治体での書類申請が必要です。駆除の正当性をはかる意味でも主に

  • 捕獲目的
  • 捕獲位置
  • 捕獲道具

などを問われることが多いです。
その他、必要な書類を求められることもありますが、自治体での申請項目や必要書類は都道府県によって変わる可能性があるので事前に確認するなどして下さい。申請してから許可が下りるまでに1か月ほどかかる場合もありますので早めの申請をおすすめします。

トラップ

許可が下りた際には捕獲のためのトラップが必要となります。トラップには何種類かありますがここでは

  • 箱罠
  • エッグトラップ(アライグマ専用のトラップ)

の2種類を紹介します。

・箱罠
箱罠はエサを入れておびき出したところを閉じ込める害獣駆除に用いられる道具です。数あるトラップの中でも、よく使われるトラップです。箱罠は安いものならば1万円以内で買えますが、鉄製のフレームが変形するほど暴れ罠を壊して逃げてしまうアライグマもいます。なので強度や大きさなども考慮した上で購入に踏み切ることをおすすめします。
・エッグトラップ(アライグマ専用のトラップ)
箱罠で捕獲する方法は犬や猫などほかの動物がかかってしまうことがあります。これを防ぐため作られたアライグマ専用のトラップがエッグトラップです。アライグマは手先が器用なので、そのことを逆手に取り捕獲するというものです。穴が空いておりアライグマが手を入れた後、引いて抜こうとする力で罠が起動し手先を固定します。これによりアライグマを捕らえ脱走を防ぎます。

トラップにアライグマをおびきよせる食べ物

基本的には雑食のアライグマですが、甘い果実や揚げパンなどの油の多いもの、人間の食べるようなスナック菓子を好む傾向があります。罠などで捕まえる際によく使われます。また、ペットとして飼われていた時代にアライグマはドッグフードを食べていたこともあり、こちらも使えます。好みには個体差もあるのでもしかからなければ、被害を受けた食材を使っても良いかもしれません。罠にも使えますが人家に侵入した際、狙われやすいので管理には気を付けて下さい。

処分方法の検討

捕獲できた場合には申請書を提出した自治体の条例に従い処分して下さい。処分は基本的に殺処分です。道徳的観点から苦痛を出来るだけ与えないために安楽死が採用されています。ここで1点注意なのがアライグマは害獣の中でも「特定外来生物」という位置づけのため自治体によっては、捕獲後処分する前に引き渡しが必要なことがあります。書類申請時や捕獲時に一度自治体に確認してみて下さい。

可能な限り業者に頼むべき

アライグマ駆除業者

※アライグマを自分で駆除することは理論上可能ですが、アライグマに傷をつけられると狂犬病などのリスクが高まり、最悪死に至る可能性もあります。確実にメリットよりデメリットの方が大きいので「住んでいる地域を担当する駆除業者がいない」などの特別な事情がない限りおすすめできません。

業者に依頼すべき理由

ここからは業者に依頼すべき理由を紹介します。

安全で確実

前述した通り、アライグマは人を襲う危険があり病気のリスクもあるためプロに任せる方が確実に安全です。さらに侵入経路をふさいだりといった今後の再発防止にも努めてくれます。そして再発保証がついている場合にはその期間中は無料で駆除してくれることもあります。安全性、確実性を取るなら業者に依頼して下さい。

捕獲頭数が増えれば個人で対応できない

アライグマは外来生物であり、日本には天敵がいないため増えると数が自然と減りません。こうした側面ではある意味繁殖力が高いと言えます。1匹でも手を焼くアライグマが繁殖を終え、増えていた場合には1人2人じゃ対抗できなくなるので、駆除に人員が必要となります。素人であればなおのこと駆除に手間取りますので業者に依頼することをおすすめします。

後処理などを任せられる

駆除後一番困るのが恐らく処理です。捕獲直後に暴れることもありますし、自治体までの運搬、処理の手続きなども取らなければならないため、後処理が意外と大変です。捕獲して終わりともいかないため全体を通し、アライグマの駆除は長丁場となります。特にアライグマの場合は自治体によって処理方法も異なるため、業者に任せてしまう方が安心で安全です。

アフターフォローが手厚い

業者は糞尿の片付けや、清掃、消毒などアフターフォローが手厚いところが多いです。こういったところをしっかりしておかないと、後々寄生虫に侵されることや病原菌による感染が危ぶまれるので業者に任せる駆除は全体的にコスパが良いです。

まとめ

あらいぐま駆除ポイント

アライグマ駆除の注意事項や駆除は業者に依頼したほうが良い理由は伝わったでしょうか。アライグマは本当に危険な動物です。法律の問題は厄介ですがそれ以上に厄介なのはケガや病気です。捕獲時にケガをしてしまった事例もありますし、そのケガが狂犬病につながり亡くなってしまった事例もあります。「すぐにでもどうにかしたい」と思うのは至極当然なのですが、アライグマの駆除にあたってはまず業者に相談してみることをおすすめします。